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命の輝き 3 ・Health

01.22.2010 Trackback:0Comment:0
おじさんの容態が急変したという連絡が入り、妹夫婦は先に

現地へ向かいました。

そして、先に行った妹から連絡が入り、

今日、明日が山かもしれないとの事。

そう聞いた僕は、次の日の朝、急遽、新幹線に乗って仙台へ。

向かっている途中に妹からメールが届き、

今から永遠の眠りに着く薬を投与してくという内容でした。

その内容に驚きを隠せませんでした。

早くおじさんに会いたいと、間に合ってほしいと

そう願い続けばがら急いでがんセンターへ。


センターに着き、病室へ向かう途中で妹が待っていてくれました。

そして、急いで病室へ。

病室の外にはおじさんの友人や親族の方々が見えました。

その間を抜け、おじさんと再会。

おじさんのベッドのまわりには家族のみんなが揃って

声をかけていました。

荷物を置いて、僕はおじさんの前に顔を出す。

そして手を握る。

薬の影響なのか、去年の夏に会った体の細かったおじさんとは

まったく別人のように体がむくんでしまっていました。

顔も同じくむくんでいて、目を開けるのがやっとと言った感じでした。

その中で、僕はおじさんを見つめて、

「僕です!おじさんわかりますか?」

と声をかけました。

そうすると、薬の投与で意識もはっきりしない中で

しっかりと答えてくれました。

しっかりとうなずいてくれて

「ありがとう。お父さんとお母さんによろしく伝えてね。」

と、こういうときにも僕の両親の事を気にかけてくれました。

そして、そのあとに

「指圧のこころは...」

という言葉を。

去年の夏に少しだけマッサージをしたのをちゃんと覚えてくれて

いました。

その言葉を聴聞いた時に、涙があふれそうになり、

こらえながら最後に背中をさすりました。

手も、背中も温かかった。

その後も、おじさんには薬の投与が続けられ、何時間も苦しみが

あり、ベッドの上で、座った状態になったり、仰向けにしたり、

つらいはずなのに、意識がほとんどないはずなのに、

自分で起き上がろうとする姿がありました。

さらに、驚いたことがあり、

病室の中、みんなが静まりかえっていると、

おじさんは「お~い」と叫びました。

僕には、みんなの気持ちが沈んでいるのを感じたおじさんが

みんなを元気づけるために叫んだのではないかと思いました。

そこにおじさんの明るさとやさしさを感じました。

その叫びは、繰り返されました。

そのたびにみんなで「お~い、みんなここにいるよ」と

返事をしました。


時間が過ぎ、薬の量も増加していくと共に、

おじさんの意識も遠くなり、皮膚の色も青紫色に変化して

本当につらそうで、生きているのがやっとという状態になり、

脈も少しずつ弱くなっていきました。

おじさんは横向きに寝るのがすきだったらしく、

最後にみんなで横向きに寝かせてあげました。


呼吸が弱くなっていく

脈もなくなっていく


おじさんは最後までがんばりました。

最後、お医者さんの確認により

おじさんは静かに息をひきとりました。


みんなも僕も涙が止まりませんでした。

息をひきとった後のおじさんは、さっきまで、

青紫色だった皮膚から、だんだん白く変化していきました。

本当に楽になってよかったと思いました。


心の中で、ありがとうとずっと言い続けました。

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